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【事例】在宅ワーク用L字デスク棚をDIY|モニター・プリンター・配線をすっきり整理

在宅ワーク環境を劇的に改善するL字型デスク兼収納棚をDIY。モニター・プリンター・書類の収納と配線整理を一体化した設計・材料・組立手順を全公開。

✍️ DIY棚メーカー編集部公開: 2026年4月11日
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📌 この記事のポイント

  • L字型でメインデスク+サブデスクの広い作業面を確保
  • 背面パネルに配線穴を設けてケーブルすっきり管理
  • プリンター・書類・文具を一体収納するデスク棚設計
  • 材料費約18,000円で市販品以上の機能性を実現

課題・要件整理:在宅ワークの環境を根本から改善したい

在宅ワークが定着し、リビングのダイニングテーブルで仕事をする生活に限界を感じていました。モニター・キーボード・プリンター・書類が食卓を占領し、仕事とプライベートの切り替えもできません。「専用のワークスペースが欲しい」「L字型で作業面を広く確保したい」「ケーブルの見た目をすっきりさせたい」「プリンターや書類の収納も一体化したい」という要件がありました。

市販のL字デスクは天板だけで30,000〜50,000円するうえ、配線整理や棚が一体になった製品は少数です。自作なら自分の部屋にぴったりのサイズで、収納・配線整理・デザインをすべて思いどおりにできるため、DIYを決断しました。

設計のポイント:作業効率と配線美を両立

L字の寸法はメインデスク(幅1,200mm×奥行600mm)+サブデスク(幅800mm×奥行450mm)に設定しました。メインデスクには27インチモニターとキーボード・マウスを配置し、サブデスクはプリンター置き場兼サブ作業台として使います。天板の高さは720mmで、一般的なオフィスデスクと同じ高さです。

配線整理のため、天板の奥側に幅50mmの配線スリットを設けました。モニターの電源ケーブル、USB-Cケーブル、LANケーブルなどをスリットから天板下に落とし、天板裏に取り付けたケーブルトレーにまとめます。天板の上からはケーブルがほとんど見えなくなり、見た目がすっきりします。

サブデスク下にはオープン棚を2段設け、上段にプリンター(高さ約200mm)、下段にA4ファイルボックスを収納します。メインデスク下にも小型の引き出し代わりの棚を1段設置し、文具や書類を収納。脚は2×4材を使い、ラブリコではなく直接床置きの自立型です。L字の接合部は金属プレートとボルトでしっかり連結し、天板のズレや揺れを防ぎます。

💡 ポイント: 配線スリットから落としたケーブルは、天板裏のケーブルトレー(100均のワイヤーネットで自作可能)にまとめると管理しやすいです。マジックテープ式の結束バンドを使えば、機器の入れ替え時にも対応できます。

材料リストと総費用

天板に集成材を使うためやや費用が高めですが、市販L字デスクの半額以下に収まりました。

  • パイン集成材 25mm×600mm×1,200mm(メイン天板): 約3,500円
  • パイン集成材 25mm×450mm×800mm(サブ天板): 約2,000円
  • 2×4材 8フィート(2,440mm)×4本(脚・フレーム用): 約2,400円
  • 1×4材 6フィート(1,820mm)×6本(棚板・横桟・補強用): 約1,800円
  • L字接合プレート・ボルトセット: 約1,200円
  • L字棚受け金具 ×12個: 約960円
  • 木ネジ・ステンレス各種セット: 約600円
  • ケーブルトレー用ワイヤーネット ×2枚: 約220円(100均)
  • マジックテープ結束バンド ×10本: 約400円
  • サンドペーパー #180 / #240 / #320 各2枚: 約600円
  • ワトコオイル(ナチュラル): 約1,800円
  • デスク脚用フェルトパッド: 約300円
  • 合計: 約15,780円

組立手順:ステップバイステップ

Step 1: 天板の加工。メイン天板(1,200mm×600mm)とサブ天板(800mm×450mm)のサンドペーパーがけ(#180→#240→#320の順)を行い、角を面取りします。メイン天板の奥側から50mmの位置に、幅50mm×長さ300mmの配線スリットをジグソーでくり抜きます。この工程が最も技術を要する部分で、ジグソーがない場合はホームセンターの工作室を利用しましょう。

Step 2: 脚フレームの組立。2×4材を脚(720mm − 天板厚25mm = 695mm)×6本にカットします。メインデスク側に4本脚、サブデスク側に2本脚(L字接合部で共有するため)の構成です。脚の上端に1×4材の横桟をネジ留めし、コの字型のフレームを2組作ります。

Step 3: 天板の取り付けとL字接合。メインフレームの上に天板を載せ、裏からネジ留めします。サブデスクも同様に組立。2つのデスクをL字に配置し、接合部を金属プレートとボルトでしっかり固定します。L字が安定するよう、接合部にも脚を1本追加しました。

Step 4: 棚板と配線トレーの取り付け。サブデスク下に棚板2段をL字金具で設置(プリンター棚・ファイル棚)。メインデスク下にも棚板1段を設置。天板裏にワイヤーネットをネジ留めしてケーブルトレーとし、配線スリットからケーブルを通してトレーにまとめます。

Step 5: 塗装と設置。全体にワトコオイルを刷り込み、15分後に余分なオイルを拭き取ります。24時間乾燥させたら設置場所に移動。フェルトパッドを脚底に貼り、水平を調整。モニター・プリンター・周辺機器を配置し、配線をケーブルトレーに整理して完成です。

完成後の使用感と改善点

使用開始から2ヶ月の実感です。最も満足しているのは作業スペースの広さです。L字型にしたことでメインのモニター作業中にサブデスクで書類を広げたり、タブレットを参照したりと、マルチタスクが格段にやりやすくなりました。配線スリット+ケーブルトレーの効果も絶大で、天板の上に見えるケーブルはモニターとキーボードの接続線のみ。来客に「既製品かと思った」と言われたのは嬉しい瞬間でした。

改善点はいくつかあります。まず、天板25mmのパイン集成材はモニターアーム(クランプ式)を取り付けると若干たわみます。次回は厚さ30mmにするか、モニターアーム取り付け位置に補強板を貼ります。また、サブデスクのプリンター棚は用紙を補充するとき手を入れにくいので、奥行をあと50mm広くすべきでした。配線スリットの位置はもう少し端寄りにすると、モニターアームのクランプと干渉しません。

同じように作りたい方へのアドバイス

L字デスクは接合部の強度が命です。金属プレートとボルトでしっかり固定し、揺れがないことを確認してください。天板の配線スリットはジグソーが必要ですが、ホームセンターの工作室なら無料で使えるところも多いです。天板の厚みは25mm以上を推奨。モニターアームを使う場合は30mmが安心です。ワトコオイル仕上げは見た目も手触りも良く、デスク用塗装として最適です。

💡 ポイント: 当サイトのデスク棚テンプレートを使えば、デスク天板のサイズや棚の段数をシミュレーションできます。配線整理のレイアウトも含めて事前に確認してみてください。

よくある質問

Q.L字デスクの総重量はどれくらい?

A. 天板2枚+脚フレーム+棚で約25〜30kg程度です。完成後に移動するのは重いため、設置場所で組み立てるのが理想です。フェルトパッドを貼れば、位置の微調整はスライドで対応できます。

Q.ジグソーなしで配線スリットは作れる?

A. ドリルで穴を開け、そこから回し引きノコで切り広げる方法もありますが仕上がりは粗くなります。最も簡単なのは、天板の奥端に半円状の切り欠きを入れる方法です。壁との隙間に切り欠きが隠れるため、見た目も気になりません。

Q.デスクの揺れ対策は?

A. L字接合部の金属プレート固定に加え、脚同士を横桟(1×4材)で繋ぐと剛性が大幅にアップします。壁に面する脚をL字金具で壁に固定する方法も効果的です。デスク面が広いため、脚が細いと揺れやすくなります。2×4材の脚をおすすめする理由です。

Q.モニターアームは取り付けられる?

A. 天板厚25mm以上であれば一般的なクランプ式モニターアームに対応します。ただし取り付け部に局所的な荷重がかかるため、天板裏に補強板(合板の端材など)を貼るとたわみを防げます。グロメット式(穴を開けるタイプ)はさらに安定します。

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