在宅ワークで増えるデスク周りの悩み
リモートワークの普及でデスク周りに置くものが増えています。モニター、スピーカー、Webカメラ、充電器、文房具、書類……これらをデスク上に並べると作業スペースが狭くなります。壁面を活用する縦収納がもっとも効率的な解決策です。
2×4材とラブリコを使えば、デスク後方の壁面に高さ2mの棚を設置できます。モニターより上の空間を活用することで、デスク上はモニターと作業スペースのみになり、集中力が高まります。
デスク周り棚の設計ポイント
デスク上棚の基本設計は「モニター前を遮らない高さ設定」が重要です。モニター高さ(通常50〜60cm)より上に棚の最下段が来るよう配置します。奥行きは200〜250mmで書類・本が収まり、モニターの視界を妨げません。
当サイトのデスク上棚テンプレートを使えば、棚板の間隔や本数をシミュレーションできます。モニターアームと干渉しないよう、棚の位置をミリ単位で調整してから材料を購入することをおすすめします。
- ▸棚幅:600〜900mm(デスク幅に合わせる)
- ▸棚奥行き:200〜250mm(A4書類が収まる寸法)
- ▸最下段高さ:床から約160〜170cm(座った状態での視線より上)
- ▸棚板間隔:250〜300mm(A4ファイルが立てられる間隔)
- ▸棚板枚数:3〜4枚(モニター上1枚+書籍棚2〜3枚)
材料費と製作の流れ
基本構成(柱2本・棚板3枚)の材料費は8,000〜12,000円。電動ドライバーがあれば半日で完成できます。
- ▸2×4材(柱用・2本):1,600〜2,400円
- ▸ラブリコ 2×4アジャスター(2セット):2,000〜2,800円
- ▸パイン集成材 600〜900×200〜250×18mm(3枚):2,400〜4,500円
- ▸L字ブラケット(6個):600〜900円
- ▸ケーブルクリップ・結束バンド(配線整理用):500〜800円
💡 ポイント: 配線管理のため、棚の背面に電源タップ用のクリップを取り付けると一層スッキリします。
在宅ワーク環境の最適化3パターン
シングルモニター環境では、モニターの真後ろに柱2本を立て、幅600〜700mmの棚板を3段設置するのが基本形です。デスク幅が700mm以上あれば左右にそれぞれ50mmの余裕を持たせて柱を配置します。最下段はモニター上端から100mm上の位置に設定し、棚板奥行きは200mmにすることで、ヘッドセットやスピーカーを置くのに最適な奥行きが確保できます。書類やノートを立てるなら2段目の棚板間隔を280mmにすればA4ファイルボックスがぴったり収まります。
デュアルモニター環境の場合、モニター2台分の幅(約1000〜1200mm)に合わせて柱を3本立てるのがおすすめです。中央の柱を追加することで棚板のたわみを防ぎ、長い棚板でも安定した収納力を確保できます。棚板は幅1100〜1300mm・奥行き220mmとし、2台のモニター間の上部にWebカメラやマイクスタンドを置く小さな棚板(幅300mm)を追加すると、オンライン会議の環境が整います。
L字デスクを使っている場合は、コーナー部分の壁面を活用する配置が効果的です。L字の内側コーナーに柱2本を立て、幅500〜600mm・奥行き200mmの棚板を設置します。コーナーはデッドスペースになりがちですが、縦方向の収納棚にすることで文房具や充電器、参考書類をまとめて整理できます。メインデスク側の視界を遮らないよう、棚板の高さはモニター上端より上に設定してください。
モニターアームとの組み合わせ
モニターアームをデスクに取り付けている場合、棚の最下段位置との干渉に注意が必要です。モニターをアームで持ち上げた状態での最大高さを確認してから棚の設計をすることを推奨します。
棚板の1枚をケーブルトレイ代わりに使い、充電ステーションとして活用するのも人気です。棚板に直径30mmの穴をホールソーで開け、ケーブルを通す仕組みにするとデスクがさらに整理されます。
よくある質問
Q.モニターが見えにくくなる?
A. 棚の最下段をモニター上端より5cm以上高く設計すれば視界を遮りません。棚奥行きを200mm以下にすることで、座った姿勢から画面への視線が棚に当たりにくくなります。
Q.重いモニターを棚に置いても大丈夫?
A. 24インチモニターの重さは約4〜6kg。パイン集成材18mm・幅900mm・奥行き250mmの棚板なら10〜15kg程度に対応できます。ただし棚の上にモニターを置く場合は重心を後ろに寄せず、L字ブラケットをしっかり固定してください。
Q.賃貸の床に傷がつかない?
A. ラブリコの床側接地面にゴムパッドが付属しているため、フローリングへの傷を防げます。それでも心配な場合は厚さ3mm程度のゴムシートを床と柱の間に挟むとより安心です。